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バーチャル本棚

概要

  • 3Dの仮想空間上に配置する本棚。
  • バーチャル本棚には、3Dモデルに起こされた実際の本が並んでいる。
  • 全ユーザーに開放された1つの大きな空間を想定。全ユーザーが自分の読了した本をその都度アップロードしていき、本棚を拡充していく。
  • デフォルトでは登録順に乱雑に並び、ユーザー側で著者順やジャンル別にソートできる。
    • このとき、本がリアルタイムに移動し、本棚はそれに合わせて形を変える。
  • 本には図書カード(仮称)が付いており、読者名と読了日が記載されている。

寸法

  • 横幅・奥行き・本棚自体の高さは固定する。
    • 本をソートして、横幅を超えた場合は次の段、本棚を溢れる場合は次の本棚が出現する。
    • 奥行きは深めに作成し、基本的に本は手前に揃えて配置する。はみ出る場合ははみ出す。
  • 各段の高さは可変にする。
    • 本をソートして、その段に入る最大の本の高さに合わせてリアルタイムに変動する。とんでもない規格外サイズの本が来たら困る。

本の追加

  • ユーザーは自分が読了した本の表紙・背表紙・裏表紙をスキャンして実寸台の3Dモデルを作成し、バーチャル本棚にアップロードする。
  • アップロードされた本は登録順で末尾に追加される。図書カードに最初の読者として読者名と読了日が記録される。
  • すでに登録済みの本がだった場合は、単にそれを選択する。図書カードに次の読者として読者名と読了日が記録される。

問題点

  • 本の3Dモデルを作るハードルの高さ。基本的に実際の本に忠実に作りたい。ほとんどただの直方体なので、作業自体はさほど難しくはないと思われるが、全ユーザーに開放するにはそれなりの理解度が求められる。
    • 幸いにしてAmazonの商品ページに正確な寸法が載っているので、この数値を入力することで自動的に直方体が生成される仕様にすれば良さそう。他にもプリセット(文庫本サイズ、コミックサイズなど)を作っておき、ページ数を入力することで厚みだけ付けるとか。これならユーザー側の用意はアップロードするテクスチャ(表紙・背表紙・裏表紙)だけになる。
  • 表紙・背表紙・裏表紙をスキャンするハードルの高さ。ほぼ上述と同じ。できれば手持ちの本をスキャナーでスキャンするのが好ましい。スマホ撮影でもそれなりにきれいにはなる。問題は電子書籍。表紙はストアページに必ず掲載されているが、裏表紙・背表紙はなかなか見つからない。ここはそれっぽい生成で誤魔化して、できる人が修正するしかないか。
    • Wikipedian的な存在が必要になる。というか、これって要するにバーチャル本棚ならぬバーチャルWikiなのかもしれない。

 不特定多数の人が利用する想定で考えてみたバーチャル本棚。正直そこまで革新的なアイデアとは思えないので、誰かしらやっていそうな気はする……。

 とりあえず、自分一人だけの想定で作ってみても良いかもしれない(それなら問題点部分はすっ飛ばせる)。お一人様バーチャル本棚ならそこまで難しくなく実装できそうな気がしている。この場合、自分の本棚を晒すことになってしまう点と、本棚がスカスカになってしまい映えなさそうな点が新たな問題点として浮上する。

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